実質賃金が27か月ぶりにプラス


厚生労働省が4日に発表した7月の毎月勤労統計調査(速報)によりますと、労働者1人当たりの平均賃金を示す「現金給与総額」は、前年同月比0.6%増の36万7,551円で、2か月ぶりに増えました。物価の影響を加味した実質賃金は前年同月比0.3%増で、2013年4月以来27か月ぶりにプラスとなりました。

 物価の上昇幅が縮小してきたことに加え、今春闘で賃上げの動きが中小企業にも広がり、基本給などの「所定内給与」が3月以降、前年同月比でプラスが続いていることなどが影響し、賃金の伸びが物価を上回りました。